「哲学」的マナー

「哲学」とは、ギリシャの Ｐｈｉｌｏｓｏｐｈｉａ 知恵への愛・希求を、明治時代の思想家西周が訳語したものです。

 賢哲の希求を表すために「希哲学」と訳したが、後に「哲学」としました。

 世界や人間についての知恵・原理を探究する真理認識の学問一般をさしましたが、個別諸科学が独立し、区別されるようになりました。

 存在論（形而上学）、認識論（論理学）、実践論（倫理学）、感性論（美学）などがあります。

また、自分自身の経験などから得られた基本的な考えや人生観も指します。個人の悟り、秘訣は、ゴールデンブックとして、読み継がれています。

 Ｐｈｉｌｏｓｏｐｈｅｒとは、哲学者、あるいは、いかなる試練をくぐり抜けようとも嘆きも、打ちひしがれた様子もみせず、冷静で思慮深い賢人を指します。

 マナーとは、「Philosophic,　Philosophical：哲学者的、賢い、達観した」であり、「Philosophically：哲学的考察」を加える「幸運」の秘訣です。

Philosophy＆Manners２