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wellness　・　LOHAS　・　SIow is Beautiful　　

与えられたその状況のなかで、自らの潜在的な可能性を最大限に求める生き方が、「ウェルネス」です。 １９６１年に「ハイレベルウエルネス」を出版した、アメリカの公衆衛生医ハルバートダン博士は、ヘルスという言葉をより総合的な新しい健康の概念として、17cから使われていたウェルネスという言葉を用いました。 身体的健康、精神的健康、知的健康、情緒的健康、社会的健康のそれぞれについて、各要素のなかでのバランス、また各要素間でのバランスを大切にしつつ全体を統合させ、全体としてより良い状態に高める生き方です。 つまり、日常の行動様式と生活態度を変容し、自分自身に適合した最高のライフスタイルを築くことです。 　 ワーク＆ライフキャリアのカウンセラーとして、もっとも生き方の質を向上させる領域だと考えています。 なぜなら、ウエルネス運動の第一人者の一人であるトラビス氏は「自分自身を信頼し、受け入れ、理解し、許すことからウエルネスが始まる」と、自己受容の大切さを述べているからです。 キャリア形成と同様に、各人が自分のライフスタイルを省みて、その気づいたところや変革したいと思うところを各人の責任において選び取っていくものです。常にウエルネスはそれぞれの人の選択にまかされており、また、まかされるべきものです。

wellness    −質の高い生活−　クオリティ・オブ・ライフ ウェルネスの考え方は病気になってから医師に依存するのではなく病気になりにくい身体を造るセルフケアの姿勢です。 １９７０年代、米国ではウェルネス運動が各地で広がり「自分の身体は自分で守る」という意識が高まり、「ウェルネス度が５０％増すと、医療費は８０％減少し、寿命は１０％延びる」と言われるようになりました。 アメリカにおけるウェルネス運動が広がりつつあった１９８０年代初めアメリカの健康に関する学会に参加した関係者、日本へウェルネスの概念を導入し、日本ＹＭＣＡや厚生労働省所管（財）日本ウェルネス協会の活動により、ウェルネスが導入されました。 日本ウェルネス協会では、ウェルネスデザイナーの育成として、大学・短期大学・専門学校に、認定校もあり、ウエルネスリーダー、コーディネーター、プロデューサーまで、「ウエルネス指導者資格認定制度」いうウエルネスライセンスシステムがあります。ウエルネスリーダーは、公開講座から履修が可能で、学校機関で認定されたウェルネスデザイナーと同様のポジションです。新しい働き方、新しい職種の広がりを感じます。 日本ＹＭＣＡ 日本ウェルネス協会 ※「ウエルネス指導者資格認定制度」

LOHAS

Lifestyles of Health and Sustainability

1998年に社会学者ポール・レイ氏と心理学者シェリー・アンダーソン氏が、著書「The Cultural Creatives」How 50 million people are changing the world.」の中で「カルチャークリエイティブ」と呼ぶ新しい価値観を持った人々を認知しました。 保守派（Traditional）、近代主義者（Modern）に続く第３の社会集団として、ＬＯＨＡＳを実践する生活創造者（Cultural Creatives）の認知です。 LOHASとは何かを知るために、チェック表を参考に、あてはまるものを選択してください。 click　LOHAS 　・自分が何者なのかを常に考えている 　・理想を実現するために行動したい 　・身体と精神の成長を融合させたい 　・政治に諦めを感じてはいない 　・創造的時間を大切にしたい 　・代替医療に関心がある 　　etc

環境と人間の健康を最優先し持続可能な社会の創造 米国の生活創造者は、平均年齢４２歳で、大卒を含み、年収は全米平均以上で、女性の割合が多いという特徴があります。また、「地球環境の持続可能性を重視する」「理想社会を実現するために率先して行動する」 という点を強調し、保守派や近代主義者たちとは大きく異り、さらに、彼らが経営者として、また消費者として利益と社会的責任を両立させながら地球の持続可能性を第一に考えて行動する結果として、環境と健康を重視した商品やサービスを提供する「ＬＯＨＡＳ企業」が台頭してきたわけです。 これは、社会的起業といえるでしょう。 click　社会的起業　 経営者の「使命感」や「志」と「誇り」に敬意の報酬が与えられる時代です。 アメリカのホルモン剤を投与しない牛を育て、そのミルクからつくるアイスクリーム、バーツビーのケアプロダクト、ナイアードのクレイなども、そのひとつと考えています。 click　バーツビー click　ナイアード

ご存知のように、１９８６年にイタリアのブラという田舎で自然発生した言葉で、「ファーストフード」主体の「社会」に対して、食事本来の楽しさや大切さ、文化を見直そうというコンセプトの言葉です。 日本では、「食を考えながら食を味わう」という考え方で、イタリアから導入されたましたが、ヨーロッパで、アメリカの企業が参入し、成果主義のもとで勤務する体制に、ランチの時間を削ってまで働くことに疑問をもち、ライフスタイルの重要性を、市民が訴えるという思想がありました。 日本独特にアレンジができるのは、市民一人一人の「食」から「ライフスタイル」への思想が育っているのではなく、インポートのバックのように、コンセプトを提供され、共有したい消費者の「集団化」の傾向が強いことです。 スローフードといった「伝統的な、文化的な食」に止まらず、育つ土の成分、肥料、育て方の工夫から、「食」をとおして「生き方」や「社会」を 見直す思想と行動が、不足している気がします。 click　イタリア　スローフード協会   BOOK Slow is Beautiful   OTHER BOOK 完全版自給自足の本 　ジョン・シーモア (著), 宇土 巻子 (翻訳), 藤門 弘 (翻訳) パーマカルチャー農的暮らしの永久デザイン 著者：ビル・モリソン／レニ・ミア・スレー

Slow　is　Beautiful   パーマカルチャー  ただ、自給自足の方法ではなく、環境と生態系の保護に加え、農的スタイルと、デザインまでに及びます。つまり、美しくなければパーマカルチャーではないのです。 　• 持続可能性 　（環境循環型の生活システム） 　• 便利な暮らし 　（省エネによる節約） 　• 生物多様性の維持 　（動植物との助け合い） 　• モダンなセンス 　（伝統文化の現代的デザイン化） パーマカルチャーとは、オーストラリアのパーマカルチャー研究所・所長ビル・モリソン氏が1979年に確立した理論である。言葉自体の意味はパーマネント(permanent：永久の)とアグリカルチャー(agriculture：農業)の造語で、カルチャー(culture：文化)の意味も含む。単に環境に配慮しただけの生活ではなく、持続可能な無農薬・有機農業を基本とし、水・土・植物・畜産・水産・建造物・人々・経済、都市と農村、これら全てを考慮し、組み合わせて地域全体を設計するところに特色がある。もちろん生産性も求め、デザイン性も考慮される。　また地域の気候・特色を生かし、伝統文化を見直し、現代の我々の生活に取り入れようとする。基本となるのは以下5つの考え方である。 1. 動植物、水路、建物、道路など、敷地内に配置される構成要素は、相互に助け合うように配置する。 2. その土地内での生産活動及び生産物は、リサイクルの形態をとる。 3. 敷地内に多様な植物を育成し、混植をしながら森と畑を作る。 4. 節水保水のために、等高線に沿って畝を作り野菜や木を栽培。 5. よい土を作るため、表土は常に枯葉等で日覆い（マルチ）する。 click　パーマカルチャー・センター・ジャパン click　nicco click　シャロム click　Permaculture The Earth 農的スタイル 道を歩く権利「The Right of Way」という考えが、イギリスにあります。 　public footpath ・・・人が歩くだけの道 　public bridle way ・・・馬や自転車に乗っても通れる 　by way ・・・人と馬に乗った人が通れる つまり農場や畑をとおる小道なのです。高い生垣に、美しい花や木々。 これらの道の中には数百年から2000年以上使われているものもあります。多くの場合私有地の中を通っていますので、わきにそれないよう気をつけなければなりません。フットパスを歩いていると、柵を通るためのゲートや柵を乗り越えるためのスタイルに出くわすそうです。 to　メンタルヘルスケア to　リラクゼーション to　ウェルネス to　アウェアネス femalelife.jp：女性のこころとカラダのケア