Social Entrepreneurs

社会的起業家

製品に使用するエッセンス・香料は出来る限り自社の畑で有機栽培している。

米国で最近急成長するマーケットとして注目されているLOHAS市場ですが、2000年の調査によると、LOHAS の志向を持っている人は全米の成人人口の30%(約6,300万人)、市場規模にすると約2,300億ドルになると報告されており、年々増加の傾向を見せています。これは米国に限ったことではなく、欧州(EU)内でも成人人口の35%が同じような志向を持っていることがわかっています。世界のLOHAS市場はじつに5,400億ドル以上と報告されています。

社会公正、自然資源の保全、自己開発、イメージ、身体・マインド・精神、地球、健康に関心を持ち、社会・環境にやさしい企業、つまり社会責任の高い企業に投資する。これからは、自分の価値観を投資に反映させる投資家が台頭してくる時代です。

LOHAS企業の代表的存在として名高い、母なる地球(GAIA)と私(I am)の融合を意味する社名ガイアム社(米コロラド州http://www.gaiam.com/retail/default.asp )は、太陽光発電パネルのような高額なものから、環境配慮型の家庭用品や健康・自己啓発関連商品、エコツアーに至るまでの多彩なLOHAS商品を、ウェブサイト、カタログ販売をしています。

米国バーモント州で小さな手作りアイスクリーム店を始めてから、約20年で世界的な販売網をもつ1億6000万ドル企業に成長させた、ベン・コーエンとジェリー・グリーンフィールドのベン&ジェリーアイスクリーム。ベン&ジェリーは、ホルモン成長剤を注射されていないクリーンな牛のミルクを材料としたアイスクリームを提供しています。

ファイザーとオリンパスが協賛した「A Day in the Life of Africa」は、アフリカ各国でのある一日を100名の有名な写真家により撮影され、その写真集の売上をエイズの教育基金へまわすというものであした。ファイザーとオリンパスは資金や商品の提供という「Give」を行い、「Take」としてファイザーは、エイズ予防薬の宣伝効果を期待し、市場拡大を狙い、オリンパスは、写真家へオリンパスデジタルカメラの認知度を高めることの目的を果たしたのです。

 

「 価値観主導」


「社会起業家」とは、大きく2つの解釈があります。第1に、広い意味での「社会起業家」で、「自らの活力と知力を兼ね備え、自分の信じる価値観にしたがって行動を起こし、ビジネスとスキルを通じて積極果敢に社会改革」です。

第2に、「営利・非営利を問わず、新しいシステムで社会的価値のある事業を行っている人」です。これは、社会起業家像で、狭義の「社会起業家」といえます。 営利・非営利を問わずということで、なにもNPOが社会起業家であるということでもなく、ビジネスを展開している企業が社会起業家とはいえないということではないのです。

ノンプロフィット(非営利組織)から、政府、政治、ビジネスまで、さまざまな分野で、本当に自分が強い動機や情熱を感じることに対して何かをしたい、できれば、フルコミットして働きたい。その表現として、ビジネスでの経験を生かして、様々な形で、この分野に貢献している人々だということです。

ここでの新しいシステムとは、企業、行政、市民、NPOそれぞれのネットワークを活用し、本来公的機関がなすべきサービスを市民、企業、地域、団体、個人までが、既存のシステムに捉われない、行政からの自立に行動を起こすことなのです。第1歩を踏み出すには、自覚と責任のある市民意識と自己責任です。

「信じる価値観」で生まれた製品

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