志望理由書

大学の要求や傾向を、パンフレットやHPから確認するというマーケティングが必要である。
要するに情報収集で、大学も、企業の就職も、その人が入学、入社することで、どんなメリットがあり、求めている人に見合っているかということだ。
そこから、テーマをみつける。

大学によって、過去の活動記録、大学院で学びたいこと、将来のキャリアプランについてなど、指定もある。

基本的な書き方も・誤字脱字がない、文体が「〜である。〜だ。」調で統一されていることが常識だ。(職務経歴書と同様というより、定型・不定形文書というビジネス実務のスキル)

まず、第1段落は、大学院で学びたいという志望理由を簡潔に明確に。さらにおかれている状況を進学理由と結びつけ、第2段落にはいる。

なぜその勉強をしたいのか、社会人経験を交え、具体的に書かれているか。つまりその経験をどのように研究につなげていくのか、何を考え、何に疑問を持ち、何を勉強したいと思ったのかを、数値やデータ、業界、業績などを用いてもよいだろう。

第3段落:なぜこの大学・大学院に求めるのかを、明確に、記す。情報収集がここで役立つ。

第4段落:修了後のキャリアプランであるが、大学で学んだ知識を活かせる方向で書かれていることが条件だ。「学校の知名度をあげそうだ」という将来的収入である。

 

研究計画書

学会での発表を想定しなければならない。
参考文献の使いかたなどのテクニックも必要だ。
理論的かつ情報収集の成果で、研究計画書は成功する。 自己のテーマと大学院とのコンセプトの一致が、題目の決定となり、どのような教授・講師陣が、どのような講義をし、どのような本を購入させているか。
先行研究にあたる本・論文のリストにも絡めることができる。

こういったプロセスを持ち、基本的な文献にメをとおし、入学後の研究方向を示す基礎理解があるということだ。
少なくとも、願書を提出する前に、ここまでの学習履歴がなければ、研究をするに値しない。

それでは、まず研究題目だが、志望理由と同様に、大学院と自己のテーマの一致でもあるし、上記で述べたように、研究方向を示す基礎理解が伝わる題目でなければならない。

本文は、キーワードのグループを文章化(自己理解シートのように)、キーワードを組み合わせて見出しを作成。その見出しに対応する本文を作成していく。そして、細部の調整(構成と校正)をしていく。他の項目と関係の希薄なキーワードは,最終的にはデリートをすることで、一貫性が生まれる。

次のアレンジは、具体性である。研究をするにあたり、資料を収集する必要がある場合,「その資料をどのように集めるか」というようなことを「〜についての〜な資料を○○から○○によって」と記す。目的と手段・方法の関係を明確化する。読む側がいるということを忘れてはならないのだ。

詳細に書くべき指定項目には、研究の意義を簡潔に述べ、肉付けし、パラグラフを展開する。学術的な文書の一種であるから,トップダウンの段落展開,つまり,最初に主題を明確に述べ,それを支持する文を付け加えることで段落展開を作っていく手法もよい。ビジネスマナーにもあるが、結果を先に、理由を後に述べるということである。

持説において、「何を」「どのように」研究するか、必要最低限の背景説明を客観的に行う。

また、専門職の高度職業人の育成を目標とすることで、「学習計画」の指示がある場合、テーマを研究するにあたり、○○の知識・理解が必要だと考えられ,それは「○○論」を受講し、「○○」という本を読み、自分なりにも学習していく。必要に応じて○○先生の指導も仰ぎたい、ということも加えてもよい。

 

論文の書き方

ここでは、日本語の論文の書き方を簡単に述べる。※書き方とは、内容・構成・展開と書式である。  手書きとワープロがあるが、ワープロwordを使用したばあいの書式ですすめる。
国際基準であるA4サイズが常識である。
1枚の文字カウントの目安は、1200〜1600文字。フォントは明朝で、11ポイントが基準である。
表紙は、タイトル(14p)、サブタイトル、提出科目名、氏名、学生なら専攻学科も必要。
本文は、「はじめに(序)」、「第○章」、「第○節」、「第○項」、「おわりに」、という順位で構成展開する。数字も統一し、素材にした文献や資料、データー、注釈などを明記する。
引用文は、客観的にそれを引用して自分の意見を展開したり、新しい論評をつけ加えること。

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